スタッフ
令和6年4月より | |||
職 名 | 氏 名 | 専門分野 | 卒 業 年 |
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部 長 | 倉石 達也 | 手外科・マイクロサージャリー | 平成16年卒 |
医 長 | 坂爪 佑輔 | 平成26年卒 | |
医 長 | 五十嵐 哲也 | 肩・膝関節スポーツ外科整形外科一般・外傷 | 平成30年卒 |
医 長 | 木下 瑛二 | 関節リウマチ・整形外科一般・外傷 | 平成30年卒 |
- 施設認定 日本整形外科学会認定研修施設 、日本手外科学会認定施設
診療内容、診療実績等
整形外科とは
整形外科は、身体の運動に関係する骨・関節・筋肉・神経などの運動器に発生した病気やケガを対象とする診療科です。 薬物・注射・装具・リハビリテーションなどの保存的治療で改善しない
機能障害や痛みに対して外科的治療およびその後のリハビリテーションを通じて機能回復を目指します。近年、高齢化の進展に伴い、腰痛・肩こりなどの慢性的な痛みやしびれ、骨粗鬆症などに悩む人が増加しています。
その一方で、老若男女を問わずスポーツ人口が急増し、 スポーツによる外傷や障害を負う人も増えています。現在、整形外科の患者数は内科に次いで2番目に多く、整形外科への社会のニーズはますます高まっています。
十日町病院は十日町市、津南町、長野県栄村を含めた妻有地域の中核病院です。当院では日本整形外科学会認定専門医と新潟大学、魚沼基幹病院等からの非常勤医で診療にあたっており、整形外科疾患全般にわたって
より良い治療を適切に提供できるように努力しております。
当科の方針
当科の治療方針としては、医療者主導で安易に手術療法を選択するのでなく十分に保存療法も検討し、その両方のメリット、デメリットを患者さん及び御家族に説明し納得していただき、
十二分に検討した上で患者さん本位の治療方針を決定しております。治療に際しては最新の知見を取り入れた治療を心がけており最善の治療を受けていただけるよう常に研鑽を心がけております。
脊椎疾患で手術を要すると考えられる場合は、魚沼基幹病院や長岡赤十字病院、長岡中央総合病院などの医療機関への紹介も行っております。
得意分野
- 四肢外傷
小児lから高齢者まで、新鮮骨折から偽関節、難治性骨折まで幅広く診療しています。 - スポーツ障害、外傷
スポーツに応じた治療や再発予防が必要になる事もあります。リハビリテーション部との連携によりスポーツへの早期復帰、再発防止を目指した治療行っております。 関節鏡を使った靱帯再建術も行っています。 - 変形性膝関節症
関節痛に対する治療としてまずは薬物療法や関節内注射などの保存加療を行いますが、十分な効果が見られない患者様に対しては人工関節置換術、 関節鏡手術などの手術加療を行っております。最先端の三次元画像解析技術とコンピュータを用いた正確な人工膝関節手術を行っています。 - 肩の腱板損傷
薬物療法や関節内注射、リハビリなどの保存加療を行います。 リハビリでは、腱板の一部に損傷がある場合、残っている筋腱をうまく使えるようにすることで、 上腕骨が関節の受け皿の良い位置に保てるように訓練します。保存療法でも痛みが軽減せず、生活に支障がでる場合は手術を行うこともあります。手術では関節鏡手術で腱板を修復します。 しかし腱が多数切れていたり、断裂部が大きい場合は人工肩関節置換術が適応となることもあります。 - 関節リウマチ
血液検査、エコー、MRIなどを行い早期診断の上、薬物療法を開始します。定期的に血液検査などを行い治療効果や副作用の出現がないかをチェックしながら薬物治療を継続します。 - マイクロサージャリー
手術用顕微鏡を用いて非常に細かい操作(マイクロサージャリー)が必要になります。
手指の切断などの再接着手術も行っております。 - 手外科
手の外科は整形外科の中でも、上肢全般(特に手疾患など)の様々な疾患・外傷を扱う分野です。
外傷、炎症・変性疾患、スポーツ外傷等に対応します。 - 骨粗鬆症(大腿骨近位部骨折)リエゾンサービス
大腿骨近位部骨折(大腿骨頸部骨折、大腿骨転子部骨折)で入院された患者さんに対して特別なサービスを行っています。 高齢者に頻発する大腿骨近位部骨折に対しては 早期手術、早期リハビリテーションを行い、早期離床を目指していますが、その治療には多職種 (内科医・歯科口腔外科医・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・ケースワーカー・管理栄養士) が連携して治療にあたることで、 誤嚥性肺炎などの合併症を減らし、早期回復、早期退院できるよう努力しております。
特に当院では入院中に歯科口腔外科を受診することで、口腔内のケアを行い、退院後からすみやかに骨粗鬆症薬を内服し、骨折の連鎖を止められるよう工夫しています。
https://www.capturethefracture.org/map-of-best-practice (外部へリンク)
※ カテゴリーを、「NEW FLS」カントリーを、「Japan」 に選択すると、ご覧になれます。
その他
整形外科関連学会からのパンフレット
リンクからPDFをダウンロードしてご使用ください
- 日本整形外科学会 患者向けパンフレット『整形外科シリーズ』
https://www.joa.or.jp/public/publication/pamphlet.html - 日本手外科学会 『代表的な手外科疾患(手外科シリーズ)』
https://www.jssh.or.jp/ippan/sikkan/index.html - 日本整形外科スポーツ医学会 『スポーツ損傷シリーズ』
http://www.jossm.or.jp/series/ - 日本足の外科学会 『疾患ガイドパンフレット』
https://www.jssf.jp/medical/pamphlet.html
※ 資料のダウンロードは、各学会からの承認は得ています。
臨床研究に関する情報公開について(オプトアウト)
十日町病院 整形外科では、関節の病気で入院・通院されていた患者さんの診療情報を用いた研究を実施しております。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。
また、患者さんのプライバシーの保護については法令等を遵守して研究を行います。本研究への利用を望まれない場合には、担当医師にご連絡ください。
- 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について
- Adler人工股関節システムを使用した際の術後固定性、生理的骨頭中心の再現性に関する研究について
- 「日本における大腿骨近位部骨折の適正治療を目指したナショナルデータベースの作成」について
【 申し込み・問い合わせ先】 |
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新潟県立十日町病院庶務課 025-757-5566 FAX 025-752-3955 shomu@tokamachi-hosp-niigata.jp |